ダニエル君のサイト「聖書とユダヤ人」記事について論評します

http://daniele.hatenablog.com/entry/2016/11/04/233718
「2016-11-04「神が生きているなら、いずれ死ぬ」に対する反論」

ダニL氏が取り上げたスマナサーラさんというのは、日本に留学して
高等教育を受けられていますが、生まれは後進国のスリランカなためか
スリランカ佛教を普及するための方便か、現代水準の相対化をされない
キリスト教で言えば福音派レベルの方です。
スマ氏はキリスト教を「殺して、殺して、それこそ聖書の世界を再現している」と
非難されていますが、スマさんの出身であるスリランカ佛教は現在でも
僧侶が武装して多宗教者を殺戮していますので、ことスマさんはキリスト教を
批判できません。

さてスマ氏の主張は、「いのちは必ず死ぬ。故永遠の命もないし、神も死ぬ」
というものです。
確かにニーチェは神に対して死刑宣告をし、西欧インテリの間では
神の権威は失墜しています。しかし一方で信仰は常に革新されて継続もしています。
危機が来れば信仰覚醒運動が起こり新生し続けているわけです。

ダニさんは、「命というものは、そもそも死なないものです。」という
事実に反する主張を根拠なしにされスマさんへの反論とされますが
まったく説得力は無いでしょう。
聖書の信仰世界の論をぶってしまうのはいかがなものかと思います。
そうではなくて、相対化すればよいのです。

物質世界ではそうであるが、我々の信仰の世界では「いのちは永遠だ」と
ところがダニさんは相対化という手続きをせずに自分の信仰世界を
誰にとっても真実であるかのように混同し展開するのでカルトと堕しています。

スマさんの主張通り、ダニエルさんのあり方は
「妄想だとわかっている分、マンガ本の方が、よほど害が少ないのです。」
となつています。