アンドロメダ銀河見聞録 2(PC)
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地球でお亡くなりになった方々が、アンドロメダ銀河で新しい生活を始めているという想定のSFです。
アンドロメダ銀河には地球で生存している方々は自由に往来が可能です。
ただし、お亡くなりになられた方々は、宇宙の法則にり地球に帰還できないという設定です。 おいおい、戦線で命張って戦ったのはそのお偉い元帥ではなく、末端の名も無き若い兵士たちだぞ なに勘違いしてんだ? 命かけてないだろあの元帥は部下6万を置き去りに真っ先にボートで逃げた前科はあるが
偽善者が口先だけで平和などほざく ビートルズと聖コルベの違い
偽善者は、きれいごとばかりほざく 聖コルベのように自分を犠牲にして人を助けてみろ 由紀子坊の声は情報量が多いから、スピードは少し落ちる。
天下無敵のプリンセス水森かおりさんは、声の情報量は少ない分不利だと思うのだが、スピードは速い。
それなのにこれだけ聴かせて、感動させるところは天才と言うほかないだろう。
ただ、節の変わり目に声の情報量が多くなるのだ。
コントロールしているようだ。
カバー曲をこれだけ歌えるということは、歌謡界の重臣と言わなければならないだろう。 ただ、天下無敵のプリンセス水森かおりさんも苦手な曲はある。
/大阪しぐれ
天下人都はるみさんとは、ベクトルが900ミル異なるので、やむを得ないだろう。
演歌とポップスの違いになるのかな?
ただ、問題は都はるみさんだ。
彼女は演歌もポップスもジャズも容赦しない。
いわゆる、マルチタスク、オールマイティなのだ。
宇宙人のような感じだ。
森昌子さん、そうだな。
同じ感じだ。
かおりさんの場合は、透明感と見通しの良い歌唱、スピード感が・・・。
そうか、女王石川さゆりさんも、かおりさんと同じような。
そうすると、かおりさんの歌唱テクニカルが演歌に向かないとは言えないわけか。 寿美坊が/大阪しぐれ
ふくよかさ、包容力がある/大阪しぐれ だ。
文句を言わせない。 本人締めてもらおうか/大阪しぐれ
何も言うことは・・・ ある。
はるみさん、深い慕情、厚い人情を感じる。
昭和の残滓、淀屋橋から眺める黄昏の水の眩しさと言うところか。 天下無敵のプリンセス水森かおりさん/大田ブルース
失神するよ。
青江三奈さんはローキーに仕上げているが、かおりさんはハイキーに仕上げた。
脚色も煌びやかさもない。
この歌にはそんなものは必要ないのだろう。
都はるみさんと同じだ。
出来過ぎだ。
錬金術も魔法も使う。
やり過ぎだ。 亜矢坊は最近、大人顔になってきた。
寿美坊は相変わらず童顔だ。
困ったものだ。 そういえば、演歌の守護神松原のぶえさんは、若い時よりも童顔になってきた。
日本人形のような可愛らしさだ。
食べ物の所為かな? 南西方面師団長川中美幸さん/昔のように港町
状況の人
演歌の矜持を、持った人
演歌の防波堤、和だけでは滅びに至る
日々、切磋琢磨の人 島津亜矢さん、島津悦子さん/おんな港町
息がぴったり合っているじゃないか!
姉妹かー! 公水女将/さよなら海峡
天下人都はるみさんの曲か。
マイクをハンカチで包んでいる。
鶴田浩二さんもそうしていた。
手の汗を人に付けない配慮うだろう。
血圧を上げすぎかな。
声は透明な宝石のよう、ダイヤモンドか。
哀愁プラス慕情、聴く者を引き寄る。 門倉有希さん/東京ブルース
この人は歌のテクニカルが個性的で表情豊かに歌う。
聴く方が彼女に身体で押されているような感じ。
もちろん、悪い気がする者ではない。
もっと押してくれということだ。 そうか、
公水女将は聴衆を引き寄せる。
門倉有希さんは聴衆に迫って来る。
なるほど、亜矢坊や寿美坊はどうかな。 亜矢坊/伊勢佐木町ブルース/ブルーライトヨコハマ
青江三奈さんにー、いしだあゆみさんに言いつけるからなー! 森山愛子さん
水森かおりさん
林あさ美さん
ポップスか? 由紀乃坊/悲しみ本線日本海
由紀乃坊正気かー!由紀乃坊御乱心!
森昌子さんにー!
うーっ、、、。 由紀乃坊!
色気がありすきだー!
失神してしまった・・・・・・・・。 何で片肌脱いだ赤いドレスなんだ!
何で着物じゃいけないのだ!
歌と衣装のダブルパンチを食らったよー! 天下人都はるみさん/好きになった人
やっぱりこれか。
ガキ猫はまた横でバックダンサー気取りで踊っている。 大トリは、裕次郎さんか、お嬢か。
どちらも譲り合って決まらない。
カササギが、それなら2人で歌う歌にしたらと小声で言った。
やはり、/銀恋 だ。
豪華な歌声だ。 岡村孝子さん/未知標 90'
アンドロメダユーチューブで聴いてみた。
彼女の顔は若い時の藤圭子さんのような。
美人過ぎる。
演歌ではないようだ。
歌のテクニカルも演出も素人のように見せかけるところは、観客を歌手への道に誘っているようだ。
夢を掻き立ててくれる。
若者を対象にして、大学の文化祭で歌うような感じか。
年老いた者には、記憶の彼方に追いやった栄光の日を思い出させてくれる。
若者に寄り添う歌では日本一か。 あー、やっと解放された。
アンドロメダの演歌狂、「アンドロ演歌団」と演歌のCDの取引の交渉に時間がかかったのだ。
彼らの要求が貪欲なのだ。
天下人都はるみさんCDなら何でもいいのだが、200億枚売ってくれと言うのだ。
寿美坊や亜矢坊、天下無敵のプリンセス水森かおりさんや、観音様大月みやこさん、、、、、、。
凄い注文なのだ。
何とか、取引をまとめて、関係方面の了解がやっと取れたところなんだ。 地球の木星の巨大な工場でも手が回らないので、アンドロメダの超巨大工場1,000社に依頼した。
納期は1ヶ月後だ。 あん、恒星間LINEだ!
な、浪花千栄子さんだ。
「森光子さんは、そちらにいますか?」
私「は、はい、おられます」。
浪花千栄子さん「座標を教えて下さい」。
私「分かりました」。 おっと、由紀乃坊の/海峡出船
150億枚追加注文だ。
アンドロ演歌団は、発狂中だ。 天下無敵のプリンセス水森かおりさんの/大糸線
300億枚追加注文だ。
もういい! 全く、参ったよ、アンドロメダの演歌狂いには。
深宇宙の辺境惑星の地衣類人までが、天下人都はるみさんの/涙の連絡船/を聴いているのだ。
果ては、深海魚人までが、天下無敵のプリンセス水森かおりさんの/大糸線/を聴かないと夜が明けないと言っていた。
深海で、朝や夜の区別はないだろうと思うのだが。 ゆ、由紀乃坊正気か!?
由紀乃坊御乱心!/岸壁の母
うぇ!
いつものパターンか!
いつのまに、こんな難しい歌をマスターしたのだ!
おかしいじゃないかー!
いつもの通り、声で稼いでいる。
ボリュームたっぷりの/岸壁の母
無念だが、文句は無い! 続けて、/大阪しぐれ
天下人都はるみさんよりもクリア。
しがらみの両側波帯をバッサリとカットしている。
アナログデジタル変換をしているようだ。
デジタルシグナルプロセッサを通したようだ。
はるみさんの人間くささは無いけれど、声の良さで詩の情景を、抉り出している。
色々な/大阪しぐれ/があるものだ。
悪くはない。 まだか、/哀しみ本線日本海
かなしみほんせん にほんかいー
由紀乃坊も錬金術を使えるのか?
一体、どこで練習するのだろう?
八代亜紀さんと同じだ、「ケチのつけようがない」。
困ったものだ、批評家泣かせだ。
どこか付け入る隙を残しておくのが、愛嬌ではないのか? 冬美坊と亜矢坊/命かれても
亜矢坊はともかく、冬美坊は渋い。
坂本藩江戸下屋敷、正妻冬美坊と、言ったところか。
亜矢坊、以外に深みがある。
亜矢坊は聴くたびに、新しい発見をさせられる。
ただ怒鳴るだけと言うファンもいるようだが、とんでもない誤解だ。
この歌は誰が歌っているのだろう?
えっ、亜矢坊か!
と、言う感じだ。
両人とも日本一の呼び名が高い。
私は、由紀乃坊も日本一のコンテストエリアに入っていると思うのである。 女王石川さゆりさん/大阪つばめ
今さら、女王の批評も、変だね。
日本一を遥かに超えた女王の歌を静かに聴いてみる。 演歌の守護神松原のぶえさん/みれん岬
やっぱり、この歌が良い。
みれーんのみーさき
わすーれ ませーんと ひかるほーしー
難しい音符が揃っている。
あー、カバーしにくいな。
歌手は誰もカバーしていない。
出来ないのだ。
寿美坊の/女人高野 と同じだ。
準歌手の人がカバーしているが、苦しそうだ、届かない。
演歌の守護神松原のぶえさんの天賦の才とキャリアには勝てないようだ。 アンドロ演歌団から彼女のCD200億枚の追加注文が入っているのも頷ける。 うん!
里ゆうか さんがカバーしている。
かなり接近している。
悪くはない、しかし、声質が、、、、。
のぶえさんのを聴いた後では?
里ゆうかさん、この人以外と(失礼)上手い。
煌びやかさが少し足りないか?
のぶえさんのは、この煌びやかさが黄金のように輝いている。
上手いのは、上手い。 里ゆうかさんも、自覚しているようだ。
この煌びやかさを出そうと努力しているのが伺える。
みれんのー「みさーきー」
わすれませんと 「ひかるほーしー」
この辺りが煌びやかさが出ている。 こんな難しい「みれん岬 」をこれだけ歌えれば、見事と言う他ない。 森河多津子さんも歌っている。
この人歌手かな?
この歌が好きなんだろ。
これだけ歌えれば悪くはない。 この人はユーチューバーか?
うーん、上手いんだけれど、のぶえさんの/みれん岬を総天然色とすれば、この人のは白黒か?
やはり声が白黒か。 石原順子さん/河内おとこ節
中村美律子さ〜ん、石原詢子さんが〜!
/遥かな道
30周年記念曲か。 あれ、違うスレに書いた。
上空に爆音が、空襲か!?
なんと、STOVL機(垂直離着陸戦闘機)が降りてくる!。
複座型だ。
岬の丘の先端の広場に着陸した。
前席の火器管制キャノピーが持ち上がった。
降りてくるのは誰だろう。
ヘルメットを脱いだ、あーっ、そ、そ、そんな。
あり得ないサプライズだ!
若返っているが、浪花千栄子さんだ。
何で、なんだ、戦闘機に乗って登場か!
こ、これは、中田喜子さんと同じサプライズだ。
こういう驚かし方は誰が考えるのだろう?
笑顔に白い歯が陽光に光って、なんと天使のようだ! 森光子さんが千栄子さんに駆け寄る。
ハグしている! 続いて、後部機長席のキャノピーが上がる。
小柄な体格は地球の東洋人のようだ。ヘルメット脱いだ。
あっー!どこかで見た懐かしい顔だ。
うーん!あっ、そうだテレビで見た。
「ママちょってきて」だ、千秋実さんと出てた!
な、何と、乙羽信子さんだ。
しかし、どうして戦闘機を操縦!?
マイルドな美人だ。
森光子さんと3人で話が盛り上がっている。
私は、ハルに聞いた「これは、どう言うわけ?」。
ハル「自動操縦と航空管制からのリモートコントロールですよ」。
たぶん、乙羽信子さんは操縦していないと思います。
2人とも、万一の為に降下訓練は受けているでしょう。
地球では、あり得ないよ。 岬も夕暮れが迫っていた。
太陽の一つは水平線の下に沈んだ。
もう一つの太陽も水平線に顔を近づけている。
今夜はここでテントを張って泊まることにする。
2人の乗ってきた飛行機は自動操縦で飛び立っていった。
ハルは、岬の大隊本部に夜間警戒のロボットの派遣を要請している。
夜宴が始まる。
再びカラオケ大会になっているようだ。
寿美坊が/越後獅子 今度は悲しく歌っている。
私は、ここが地球を遠く離れたアンドロメダだと言うのが分からなくなってきた。
ここでも暮らしもずいぶん長くなった。 村上幸子さんと、夏目雅子さんが寄ってきて、「ここでの暮らしも慣れました」。
「住めば都です、地球よりも文明が進んでいます」と言って来た。
地球での短かかった人生を思うと、私は泣けてきた。
森光子さんが、「何を泣いてるの?」。
いや、「ゴミが」。
「ウソ、泣いてたじゃない!」。
「あー、地球を思い出してね」。
「何か歌いなさいよ」。
「私は、下手だから、天下無敵の水森かおりさんに/北国行きで/を、頼みます」。
森光子さん「水森かおりさん、/北国行きで/をお願いします」。
水森かおりさん「いいですよ、わかりました」。
/北国行きで/この歌は、銀河系でも、彼女が一番上手い。
詩を表現することの天才、歌の達人、その超絶技巧を堪能させてもらう。 他の歌手の/北国行きで
を聴いてみる、北国の空おぼろげに感じる。
藤圭子さんのを聴いてみる。
完全に藤圭子さんの世界線で歌っている。 朱里エイコさんのを聴いてみる。
天下無敵の水森かおりさんのような見通しの良い透明感は感じられない。
声質の問題だから、好みの問題か。 厚かましく、/池袋の夜/ も、水森かおりさんに願いした。
この人、この時代に、ナイトクラブで歌っていたのだろうか?
自分が生まれる前の歌を、これだけ歌えるものだ。
不思議満載の歌手である。
タイムマシンを持っているのか?
時空を超えて、行き来する歌手、水森かおり。 森光子さんは/上海の花売り娘/をリクエストした。
天下無敵の水森かおり、彼女にとって、戦前は昨日のようだ。 うーん、まさに、「時を駆ける少女」ではないか!」。
天下無敵の水森かおり。 藤圭子さんが/はしご酒/。
もう、記憶の彼方追いやってしまった昭和の世界を思い出してくる。 由紀乃坊/長良川艶歌
由紀乃坊!
そんなに、上手く、深く歌っても良いのか?
五木ひろしさんに、言いつけるからな。
男心を歪ませる、何とも言えない声。
演歌の守護神松原のぶえさんのようだ。 ついでに、/大阪しぐれ/をリクエストしてみた。
うーん、この歌は以外に難しいのだ。
天下人都はるみさんには、もう一歩と言わざるを得ない。
人情を表現するというのは、ややこしい。
選曲ミスとは良く言ったものだ。 もっと責めてみた/悲しみ本線日本海
インピーダンスのマッチング、SWRは1.0。
完璧だ。
「ケチの付けようがない」。 やはり、みんな/大阪しぐれ/でつまづくようだ。
天下人都はるみさんでないとダメか?
演歌の守護神松原のぶえさん、中村美律子さんが、はるみさんの水準か。 あん!夕凪娘/さだめ川。
あー、えー!
こんなに上手かったのか!?
この娘、上手さをいつも隠しているんだ。
香西かおり、という歌手だ。 由紀乃坊、やっぱり/海峡出船。
持ち歌か、さすが、完全に仕上げられている。
切り口が見つからない。
歯が立たない。 女王石川さゆりさん/大阪つばめ
天下人都はるみさんに太刀打ち出来る歌手だ。
斜めの帯留めがトレードマークだ。
粋な和服の着こなしは演歌界一か。 週刊誌の取材で喫茶店に現れた駆け出しの頃からは、現在の姿は想定外だ。
もう、天下人都はるみさんと同じように異次元の天上世界に足を踏み入れている。
女王石川さゆりさん。 天下人都はるみさんにガキ猫がだかれている。
肩にはカササギが止まっている。
はるみさんは動物にも懐かれる。
ガキ猫は高いところから飛び降りて前足を骨折してしばらく入院していた。
退院したばかりだ。
ガキ猫は、はるみさんと長話をしている。 天下人都はるみさんの腕の中で眠ってしまったガキ猫を妬いたのか、カササギがガキ猫の顔を突いた。
飛び起きたガキ猫は、カササギに猫パンチだ。
カササギは、今度は演歌の守護神松原のぶえさんの肩に止まりに行って、ガキ猫の悪口を言っているようだ。
のぶえさんは、ガキ猫に悪口は言わないように諭している。
夜も遅くなって、テントの中で皆が眠りについた。
天下人都はるみさんに抱かれて眠るガキ猫はどんな夢を見ているのだろうか。 恒星間LINEが入ってきた。
あーっ、馬猫からだ、長いこと連絡がなかった。
馬頭星雲の戦況は相変わらず一進一退だそうだ。
停戦協定が成立したので、アンドロメダに帰ってくるとか言っている。
馬猫は前線に出ていない、師団司令部でロボット師団の指揮を執っている。
前線に自然生物は出ていない。
敵も味方もロボット同士の戦いになっている。
馬猫は最新式の宇宙船でアンドロメダに帰る。
空間歪曲タイプのスーパードライブワープ方法で、馬頭星雲からアンドロメダまでわずか3アンドロメダ時間だ。
アンドロメダから地球までは1アンドロメダ時間で行ける。
私は自分の座標を馬猫に送って、眠りについた。 私は、真屋順子さんと神戸のメリケン波止場を散歩している。
スターバックスのテラスで誰かが手招きをしている。 近寄って見ると、村上幸子さんだ。
3人でスターバックスに入ってコーヒーなんかを飲んで世間話に興じる。
誰かが店に入ってくる、あん! 夏目雅子さんに西田佐知子さんだ。 4人の絶対美人に囲まれて楽しいひと時である。
西田佐知子さんが/神戸で死ねたら を歌ってくれる。
何ともたまらない鼻声が、もう記憶の彼方に追いやった青春時代を思い出させてくれる。
東京ブルース/博多ブルース も歌ってくれた。
超美人で、歌も最高!
夢だったのか!
太陽はまだ出ていない。
テントから外に出て、灯台のそばまで行く。
誰かいる、真屋順子さんと、村上幸子さん、夏目雅子さん、天下無敵の水森かおりさんだ。
夢の続きかなと思った。 そうではなかった。
ふりむくと、天下人都はるみさんが歩いて来る。
ガキ猫を抱いている。 うん、続いて、お嬢と赤木圭一郎さんが並んでくる。
私は、お嬢!トニー!と呼んだ。
気がついたらしくこちらに方向を変えて来る。
太陽が海を見ている背中から昇ってくる。
朝映えが海面を照らしている。
空は朝から真っ青だ。
こんな景色は地球では見れない、美しい。
みんな水平線を見ている。
雲も空を飾って蒼茫とした風景を演出している。
天下無敵の水森かおりさんの後ろ姿を見ていると、青春時代の、神戸中央突堤波止場にいるような気分になってきた。
天下人都はるみさんから、ガキ猫を預かって抱いた。
ガキ猫は起こらなかった。 テントの東から警備ロボットが歩いてくる。
ドローンも 空から降下してきた。
警備ロボットはお嬢や天下人都はるみさんの顔認識データーを持っているらしく、挨拶をして去って行く。
ドローンと警備ロボットは交信をして、ドローンも東に去って行く。
本部から朝食をドローンが運んできたので、テントに帰って下さいとハルが呼びにきた。
お嬢や天下人都はるみさんがいることをすでに嗅ぎつけているようだ。
帰ってみると、テントの中にテーブルが並べてあって、料理が並んでいる。
バイキング形式だ。
村上幸子さんは和食に飛びついている。
その横は、夏目雅子さんだ。
二人は仲がいいのだろう。 私は、村上幸子さん、夏目雅子さん、天下無敵の水森かおりさん、亜矢坊、由紀乃坊、寿美坊のいるテーブルに座った。
右手のテーブルに天下人都はるみさん、真屋順子さん、森光子さん、浪花千栄子さんが座っている。
左側のテーブルには、女王石川さゆりさん、観音様大月みやこさん、宝塚音楽学校首席卒の小柳ルミ子さんが座られている。
お嬢が来て、前に座られた。
ガキ猫は天下人都はるみさんの膝の上だ。
大隊本部の大隊長と幹部将校が座っているテーブルがあった。
大隊長は、早速、お嬢と裕次郎さんを見つけて挨拶をしている。
大隊長は天下無敵の水森かおりさんのファンらしい。
大隊長に呼ばれて、かおりさんは幹部席に招かれた。
かおりさんは、早速、サインを始めている。
数枚サインを書き終えて、質問攻めにあっているようだ。
しばらくして、かおりさんは元のテーブルに戻って食事をする。 夏目雅子さんが、何を聴かれたのと、かおりさんに聞いている。
かおりさんは、現況を聞かれましたと言っている。
かおりさんは、私に、「何か歌ってくれますかと言われたのだけれど、何がいいですか」と聞いてくる。
私は/大糸線 と答えた。
/桂浜 かと、思ったのだけれど、悲しすぎるからまたの機会にしたいと思った。
かおりさんは、大隊長の側に行って、歌う。
ステージはないが、ミニコンサートの感じがする。
彼女の歌は、みな、彼女の性格の良さを表現されている。
彼女自身がそうしているのだろうか?
見通しの良い透明感が、彼女の宝刀なのだろうか?
声質では、寿美坊、由紀乃坊、演歌の守護神松原のぶえさんには及ばないはずだが。
彼女たちの声をグランデーションの強い声とすれば、かおりさんのは、モノトーンのようだ。
ただ、そのモノトーンに無限のステップを感じる。 昭和の演歌全盛期の歌をカバーてもらうと、天下無敵の水森かおりさんが日本一か。
私一人の思いだが。
この人、脚色をしないんだ。
それなのに、元歌の歌手を超えている、と、ここまで言っていいのかわからないけれど。
フラットで単純な感じなんだけれど、ここまで表現できるのはなぜだろう?
まあ、歌のテクニカルが飛び抜けていることだけは確かだ。 天下無敵の水森かおりさんは、アンドロメダのどこに行っても大モテだ。
ご当地ソングの女王だから。
アンドロメダ銀河一のかおりさんフリークは、ペンギン人と亀人だ。
天下人都はるみさんの場合は、かって、亀人であったけれど乗り換えたようだ。
現在はウサギ人に変わっている。
地球と違って、演歌、流行歌ファンの人数の多さだ。
百億人単位である。
一説によると、天下人都はるみさんのファンの数は、7千億人と言われている。
お嬢のファンは数えられないそうだ。 ハルに頼んで、天下無敵のプリンセス水森かおりさんのファンの人数を調べてもらった。
ネットの仮想空間に鎮座するマザーコンピューターは瞬時に回答してきた。
約6千億人と、マザコンは仮想空間にいるにも関わらず現実の数字を跳ね返してきた。
なるほど、CDをいくら製造しても追っつかないはずだ。
常に品不足だ。
歌手によって多少の違いはあるが、地球人の場合、そのファンは4千億から7千億人の間である。
まさに、天文学的数字という他ない。
アンドロメダ星人は地球人よりもはるかに声が悪いから、地球人の声に憧れを持っている。 「桂浜」
こんな詩は今まで見たことがない。
カバーする歌手がいない。
出来ないのだ。
寿美坊の「女人高野」と同じだ。
「桂浜」をカバーする歌手を想像してみた。
寿美坊、まさか「越後獅子」のように歌われては困る。
亜矢坊、聴いてみたい、未知数だが。
由紀乃坊、彼女のボリュウムではどうかと思うが。
冬美坊、分からない。
あった、村上幸子さんだ。
彼女の世界線で歌うだろうが。
想像はどんどん膨らんでくるのだが。 早速、村上幸子さんに頼んでみた。
水森かおりさんの「桂浜」を歌って下さい。
村上幸子さん「こんなテンポの良い曲はどうかな?歌ってみます」。
以外と高域も詰まらない。
低音が少し前に出る、しかし、抜けは良い。
これは彼女の特質か。
水森かおりさんと同じで、素性の良い艶がある。
水森かおりさんと遜色ない仕上がりではある。 アンドロメダ銀河は、天の川銀河の2倍以上の大きさだが、天下無敵のプリンセス水森かおりさんのような歌手は見たことがない。
アンドロメダ銀河では、大ブレイク中の歌手の一人である。
歌も良いが、性格の良さもなかなかのものである。
どこに行っても愛される存在である。
ただの秘書で終わらなくて良かった。 由紀乃坊が/恋する夏の日
天地真理さんの歌だ。
なぜか、変わり行く時代の流れを感じる。 観音様大月みやこさんの/この世の花
を聴いて、無限に広がる宇宙の彼方に出張させられたような感じがした。
歌の世界はもっと広いのだと諭されたようである。 天下無敵の水森かおりさんに、ハマってしまった。
演歌研究家としては、まずいのだが。 天下無敵の水森かおりさん/庄内平野 風の中
自然で上品であるが、ダイナミックで余韻が垢抜けている。
上品な色香があふれている。
かおりさんにしては珍しくスパークしている。
聴いている方が、ブルっと来る。
自分も歌いたくなってくる。
もちろん、そこまでのテクニカルは持ち合わせていないのはいうまでもないのだが。
そんなに、深く歌いこんで良いのか? 天下無敵のプリンセス水森かおりさん
/大糸線 /北国行きで を聴いてみた。
/大糸線は、/庄内平野風の中 のようなインパクトはないが、テクニカルはは必要とするだろう。
/北国行きで は、これは、もうスーパーブレイクと言ってもいいだろう。
ここまで、歌える歌手は他にいないだろう。
この歌のどこが難しいのだろう?
一本調子で流せないところだろうか?
歌詞の最後の母音の語尾を上げるところかな。
音符はそんなところまで指図をしていないだろう。
音符は、単に飾りのようなようなところもあるだろうと思うのだが。
歌詞の表現方法が歌手の持ち味で、実力として評価されるのだろう。
そうだとすれば、水森かおりという歌手は、たぐい稀なる天賦の才を磨き上げたハイエンド歌手と言わねばなるまい。 天下無敵のプリンセス水森かおりさんは、天下に鳴り響く、亜矢坊、寿美坊とはベクトルは異なる。 天下無敵のプリンセス水森かおりさんの世界線に入って、出口が分からなくなった。 今日も、天下無敵のプリンセス水森かおりさんの
/北国行きで を聴いて仕事を始めるか。 馬猫からLINE だ、「北西の海面を見てくれ」。
北西の方向を見ると、潜水艦だ。
ゴムボートがこちら灯台に向かってくる。
双眼鏡で見ると、馬猫とイルカ人がゴムボートに乗っている。
操船はイルカ人だ。
灯台の岩場を避けて、砂浜に着上陸した。
馬猫を砂浜に降ろして、ボートは潜水艦に戻っていった。
私とハルとで迎えに行く。
馬猫は手を挙げてこちらに来る。
私とハルにハイタッチを交わす。馬猫は完全武装のままだ。
ここは戦地じゃないんだ。
直ぐに、ミリタリーポリスのドローンのお出ましだ。
馬猫の顔認識を照合したドローンは引き返して行った。
私は、馬猫にテントの中で武装を解くように言った。
馬猫は、天下無敵のプリンセス水森かおりさんの大ファンだ。
馬頭星雲の前線でもよく彼女の歌を聴いていたそうだ。 海岸にいた水森かおりさんを見つけて、馬猫が近寄って行く。
かおりさんは、驚きの表情を押し隠している。
そりやーそうだろう。
戦地でもないのに、いきなり完全武装した馬猫が現れたのだから。
馬猫はかおりさんと握手をしている。
馬猫がファンと分かったようだ。
ハルが駆け寄って、かおりさんに事態の説明をしている。
馬猫は武装を解いたけれど、馬頭星雲仕様の作戦服のままだ。 天下無敵のプリンセス水森かおりさん/高遠さくら道
演歌の守護神松原のぶえさんや、寿美坊のような「声」を持ち合わせていない分、不利、損をしている。
しかし、それを補って余りあるテクニカル、表現力で水森かおりの世界を見せてくれる。
彼女の歌を聴いていると、ありきたりの言い方ではあるが、「心が洗われる」、生き返ったような気持ちになる。
特に、この歌は、他の持ち歌に比べても脚色もなく、押しも引きもなく、スッキリとした高級シャンパンのような香りもする。
これほどまでのテクニカルは、なかなかのものである。 あれ!
彼女、/釧路湿原
では、いい声になっている。
歌によって声も変わるのか?
歌手の声はみんな違うからね。 天下無敵のプリンセス水森かおりさんの世界から抜け出せなくなった。
出口がわからない。
「鳥取砂丘の 道は迷い道」になってしまった。 観音様大月みやこさん/由紀乃坊/この世の花
異次元歌手観音様の登場、こんな声の歌手はいない。
特有のクセがトレードマークになっていて、圧倒的な存在感ある。
しかし、威圧感は全く感じられない。
引き込まれそな気持ちになってしまう。
やはり、並みの言い方だが、天賦の才とキャリアが光っている。
一方、由紀乃坊は、観音様大月みやこさんと比較できないだろう。
キャリアが違い過ぎるのだ。 由紀乃坊/津軽海峡冬景色
女王石川さゆりさんには届かないだろう。
しかし、プロ歌手の矜持は持っている。
プロ歌手としての品格も持っている。
ケチを付けさせないところは、大したものだ。 由紀乃坊/長良川艶歌
すごく上手い。
五木ひろしさんにレッスンしてもらったか。 お前に惚れた/伍代夏子さんか藤あや子さん
双子の姉妹だから、まいいか。
艶歌の範たるべき歌い方だ。
やはり、演歌の正統を踏んだテクニカルの前には、余計な意見を挟ませない。
顔が丸くないから、伍代夏子さんだろう。 由紀乃坊/雪椿
まるで、由紀乃坊の持ち歌のようだ。
小林幸子さんに言いつけるからなー! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています