警視庁警官を起訴 強姦致傷など県警が逮捕

 女子高生を乱暴したとして警視庁の警察官が県警に逮捕された事件で、さいたま地検は十六日、強姦(ごうかん)致傷などの罪で、同庁千住署地域課の巡査部長、小野寺毅容疑者(35)=三芳町=を起訴した。
警視庁は同日、小野寺被告を懲戒免職処分とした。
 県警によると、小野寺被告は五月三十日、富士見市の路上で女子高生に「私は盗撮防止の仕事をしている。
協力しないと個人情報が流出する」などと声を掛けて近くのホテルに連れ込み、持っていたカッターナイフを突きつけて乱暴し、軽傷を負わせたとされる。

警視庁によると、同被告は事実関係を認めている。