今日のUSATODAYに面白い記事が出ている。
1918年のスペイン風邪のパンデミックの際、
アメリカ人はどういう行動を取ったかという事を、
歴史学者が詳しく述べている。
コロナ禍は前例のない出来事だって言われているが、
それは大きな間違いだ。
ほぼ全く同じ事が1918年に起きており、
人々は今とほぼ全く同じ様な反応をしている。
歴史は繰り返すのだ。
非常に興味深い。
当時は第一次世界大戦の真っ只中だったので、
今より遥かに混沌とした時代だったが、
当時の新聞のヘッドラインは今となんら変わりない。
ただデザインが変わっただけだ。
人間は100年では変わらないのが良く分かる。
科学技術や医療は進化したが、
未知なる疫病への恐怖感や経済的損失、
マスク着用に関しての政治や宗教の影響。
個人の権利や人権問題、
隔離での精神的悪影響、
今となんら変わっていない。
コロナ禍はもう既に、
我々は102年前に経験していたのだ。
当時の写真を見ても今となんら変わりない。
驚きだ。
唯一の違いは、
当時はまだプラスチック製品がなかった事ぐらいだ。
歴史は繰り返すのだ。
アメリカで67万5千人の死者を出したスペイン風邪は、約2年で収束した。