>>574のつづき

アメリカに帰国した旅人は、
美味しかったマンボウのお刺身の味が、
長い間忘れられなかった。
ある日、
彼は魚市場の近くを車で通った。
ふとマンボウのことを思い出した彼は、
魚市場に入っていった。
もしかしたらマンボウが買えるかもしれない。
そう思ったのだ。
彼は運良く、
マンボウを見つける事が出来た。
一匹買って帰宅した。
家でマンボウをさばくと、
白身だった。
真っ白な身だ。
そのとき彼は気が付いた。
俺は騙されたのだ。
でも何故、
日本人は俺に嘘を付いたんだろう?
彼には理解できなかった。
その後National Geographicと言う雑誌で、
そのマンボウは馬刺しだった事を知った。
彼は愕然とした。
彼の名は、
ハリートルーマン。
後にアメリカ大統領になった人物だ。
もし馬刺し事件がなかったら、
日本に原爆は落とされなかったかも知れない。


おしまい。


プハー(-.-;)y-~~~