>>956
...上からの続き

彼女の電車に乗る前の行動を、
頭の中で勝手に巻き戻して想像してみます。
おそらくは、会社の飲み会。
「新人歓迎会」かもしれない。
あるいはただの「合コン」かもしれない。
どちらにしろ「許容量を超えてアルコールを飲まなきゃいけない空気の場」
だったのではないか。
「上司に勧められて」、「その場のノリで」、「一気飲みの掛け声とともに」―。
もちろん無理矢理、というわけではないだろうけれど、
好きで、好きで、飲んだお酒とは少し違う気がします。
ただの勝手な想像だけど。
ひとり当たりのビールの消費量が、
ニューヨーカーの方が多いというデータがあるにも関わらず、
どうして道端で吐いてる彼らを見ることが極端に少ないのでしょうか。
(電車内での嘔吐は聞いたこともありません)
思うにニューヨーカーはあまりにワガママで、
自分の許容量を超えてまでアルコールを摂取することが滅多にないから、
ではないでしょうか。
つまりは「本業以外であれば、勧められても意志に反することは、断れる社会」
だからだと、個人的には思っています。
(その前にこの街には「上司に勧められた酒が飲めないのか!」
っていう上司が存在しない・笑)