新屋さんは、バンクーバーのほぼ全てのコーラスグループのボランティアでピアノを弾いたりしたこともあり、いろいろな音楽活動にとても協力的。
そんな新屋さんに感謝する人の声を聞いていた。以前、ウエストバンクーバーのTさん宅で、慶応大学の某教授の講演と一緒にバロック音楽の演奏があった。その時に、新屋さんがピアノ演奏だけでなくピアノの調律師でもあると知った。
ちょうど、本屋大賞受賞の『羊と鋼の森』という調律師の小説を読んだ後で、彼の話には身につまされたのを思い出す。新屋さんはピアニストで、ピアノ教師で、調律師で、さらに料理も上手みたい。
演奏の後はポットラックで、彼の作ったチーズスフレやチョコレートケーキもテーブルに飾られる。皆でいただいた数々の御馳走。うーん、演奏良かったなぁ、ポットラックもおいしい。
どうして彼はこんなに才能に恵まれているのかしら?音楽に触れることが楽しい。
それが、よぼよぼ生きている老婆にとっては「深い喜びと感謝」なのだ。ああ、いい一日だった!