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阿久悠の、作詞を文学的だという人も多い。
しかし、それらは津軽海峡冬景色やたそがれマイ・ラブなどの色彩的に綺麗な少数の作品であり、
他の作品は、変に長文で簡潔な響きがなかったり、イとエの音が多くて語呂が悪かったりするので、とても近代文学の小説家達に及ぶものでは無い。
なかにし礼や川内康範、西条八十は、良い意味で大胆で、独特の言葉遣いや、比喩、男女観をサビの部分で描いてしまう。この作詞家達は、文学者の範囲に入れて良いものが多い。