僕は中学生から友達がいなかった。
それは僕の要旨が醜悪なこともあるが、僕のあまりに高い知性に回りが嫉妬し、
疎まれ、相手の反論を許さないところに原因があったと思う。
時間的には前後するが、圧縮バットが禁止になったころ、ホームラン数が減るかどうか
で大路運送になった。
クラスの全員を敵に回し、僕は「影響ない」と言い張った。それがあまりに理路整然と
言い放つことだから、周りは僕に嫉妬しやばて離れていった。

時が経過し、高校生になった。清原が新人でホームラン王になった。そのとき、
周りは王の通算868号を抜くのは確実だ、と言っていた。だが、僕はプロも商売だし、これから研究されるからそう甘くないよ、無理じゃない?と冷静に言った。
それを見る周りの視線の冷ややかなこと…僕は寂しかった。ちょうどしの頃、
修学旅行があった。僕は誰のグループにも入れてもらえず、先生の命令で無理やりだがその他雑魚連中のそれに押し込まれた。その夜、思いを寄せていた女子に告白したが彼女はまるでウジムシの性行為でも見るような目で去っていった。僕はショックだった。

以後の僕は人間不信になった。
大学は希望の一流私大に入ったものの、周りのあまりの体たらくに絶望し、中台した。
会社では一流商社に入ったが、営業に配属になった僕はこれといった成績は残せず、
やばて「企画人間部」というよくわからない部署に入った。これと行った仕事はない。ただの時間つぶしの部署。ますます人間不信になる。僕は孤独だった。

そんな僕が今回、目からうろこという感じになったのは、このスレに同じように
「圧縮バット禁止の影響は一切ない」と主張する方々が大勢いたことだ。
生まれて初めて同類と出会った僕は感激した。

僕の同類を批判するのは辞めてほしい。それは僕自身の人生の否定だから。