朝日新聞・論説委員「コロナで出られない選手がいる不公平な五輪は開催すべきでない」
 

" コロナの影響で予選に出られず、五輪出場を断念した選手は、感染拡大が深刻なインドにもいる。
不公平だと泣く選手は、これからも出るだろう。

 私には、東京五輪が開催できるとは思えない。非常に難しい決断だし、多くの選手が目標を失う
ことになるのはつらい。それでも、開くには、さまざまな「公平性」が破綻(はたん)しすぎている。

 同様に過酷な練習を積んできたのに、スタートにも立てない選手がいるのはフェアではない。
出場できる選手だけでメダルを競い合うことに意義はあるのか。"

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14905502.html