子どもの見守りに愛犬パトロール活動

 愛犬の散歩をしながら地域の子どもたちも見守ろうという地域に根差した活動が始まります。

 「子供の見守り活動の推進に関する協定」の締結式が12日、県警本部で行われ、県警の延澤加壽雄生活安全部長と県獣医師会の市川陽一朗会長が協定書にサインしました。

延澤生活安全部長は「地域の子どもは地域で守るという高い防犯意識を持つことが重要だ」と述べました。

協定は、県内の愛犬家たちが朝夕の登下校時に自宅近くの通学路などで愛犬と散歩をしながら、地域の子どもたちを見守ろうというものです。

この通称・「わんわんパトロール」に参加するには、県獣医師会に加盟している動物病院での登録が必要となります。

登録されると飼い主には「わんわんパトロール協力隊員証」が、犬には「見守りたいワン証」が交付され、犬の健康診断費用などが安くなる特典もあるということです。

県獣医師会は7月20日までに5500頭の登録を目指していて、今後参加を呼びかけるチラシ1万5千枚を動物病院の来院者に配布するということです。