藍住町議会 議員の飲酒運転陳謝03月04日 18時20分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190304/8020004155.html
藍住町の町議会の定例会が4日開かれ、現職の議員が酒気帯び運転の疑いで警察に検挙され、辞職したことが報告され、
議長が町民に向けて陳謝しました。藍住町議会では4日、来年度の予算案などを審議する定例会が開かれました。
冒頭で森彪議長が、3日未明、矢部幸一町議会議員が町内で酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されたことなどを
報告しました。
そのうえで森議長は「町民の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。2度と
このような不祥事が起きないよう議員一同気を引き締め、町民福祉の向上に努めて参ります」と陳謝しました。
これに合わせて出席したすべての議員も起立して頭を下げて陳謝しました。このあと矢部議員が3日付けで辞職したことも報告されました。
藍住町議会では、去年4月にも当時議長を務めていた奥村晴明議員が酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されています。
森議長は「現職の議員がまたも酒気帯び運転の疑いで検挙されるのは異常な事態だ。
これから議員全員が襟を正していかねばならない」と話していました。
80代の男性は「前の議長は議員を辞めていないし、議員の人にはもう少し自覚を持ってほしい」と話していました。
30代の女性は「飲酒運転は悲惨な事故につながるおそれがあるのでマナーを守ってほしい」と話していました。
また、50代の男性は「飲酒運転をするのは『自分は捕まらない、大丈夫だ』という思いがあるのではないか。
議会には再発防止を徹底してほしい」と話していました。