小松島市の当初予算案過去最大02月27日 06時34分ttps://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190227/8020004121.html
小松島市は、市内の公園を防災拠点として整備するための費用などを盛り込んだ過去最大規模となる新年度の当初
予算案を発表しました。
小松島市の新年度の当初予算案は一般会計の総額で169億2300万円で、今年度より10億2100万円、率にして
6.4%増え、予算規模は過去最大となりました。
主な事業では、災害時にヘリコプターが離着陸できるように日峯大神子広域公園を防災拠点として活用するための
用地取得などに2億7161万円、
国の補助金を活用して、市内のトマト農家が高度な農業用ハウスと選別施設を導入する費用の一部を助成する事業に
8億4015万円、
海上自衛隊小松島航空基地の周辺の浸水によるリスクを減らすため防衛省の補助金を活用して、新たにポンプ場を
整備するための費用に8200万円あまりを盛り込んでいます。
一方、小松島市では厳しい財政状況が続いていて、市の借金にあたる市債の発行は15億5960万円で、来年度当初
時点の市債残高は177億円と見込まれています。
小松島市の新年度の当初予算案は、来月4日に開会する定例市議会に提案されます。