野志市長「分水新たな提案を」02月27日 19時07分ttps://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190227/0003223.html
松山市が水の確保のため西条市内の県営ダムの活用を求めているのに対し、西条市が応じずこう着状態となる中、
松山市の野志市長は、27日の市議会で、西条市に対し新たな提案を行いたいという意向を示しました。
松山市は50万人を超える人口に対して水源が少なく、西条市内の県営黒瀬ダムの水を活用するいわゆる「松山分水」
を求めていますが、西条市は否定的な立場でこう着状態となっています。
これについて野志市長は27日の市議会の代表質問で、「西条市も水事情に余裕があるわけではないことを理解し、
松山市独自に新たな提案を準備している」と述べましたが、その具体的な内容は明らかにしませんでした。
また、野志市長は、去年の市長選挙で最優先の公約として掲げた中学3年生までの医療費無償化について
「地域全体で子どもたちの未来を応援したいという思いから、松山市の子育て環境をさらに充実させたい」と述べ、
無償化の実現時期などについての答弁を避けました。