既婚女性「幸せ」→出産増…出生率と相関関係
https://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20181001-OYTNT50382.html

県と静大が若者に意識調査 
 県内の若者の結婚に関する意識調査で、既婚女性が結婚生活を幸せだと感じているほど、女性が生涯に産む子どもの数が増える傾向にあることが分かった。生活において、仕事と家庭の両立を最も重視していることも明らかになった。

仕事と家庭の両立、最重視 
 調査は県が静岡大と協力して、昨年秋に全35市町の20〜39歳の男女2万人を対象に行った。4931人から回答があり、うち必要な回答項目を満たしていた4071人について同大が分析した。

 1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率と、既婚者の「現在の結婚生活は幸福だ」とする回答を比較したところ、女性の幸福度が高いほど出生率も高くなる相関関係が認められた。これに対し、男性の幸福度は出生率にほとんど影響していなかった。