万全を期してこれまで通りベストメンバーで戦うのか、それともセネガル戦から中3日という過密日程や控え組のテストと調整を兼ねてメンバーを入れ替えるのか。
微妙な状況だけに難しい決断になるが、イレブンの間でも意見が割れている。

 メンバー変更を主張する筆頭格は、今大会で勝負強さを発揮しているMF本田圭佑(32=パチューカ)だ。ポーランド戦に向けて「われわれには3日間しかない。
先発メンバーは、すでに2試合やっている」と連戦の疲労を考慮すべきという。その上で戦術に関しても「間違いなく変えなきゃいけない。僕にはいくつか戦略がある」と強く訴えた。

 アピールの場が欲しい本田だけにサブ組の意見を代弁した格好。決勝トーナメント1回戦で敗れた南アフリカW杯の経験から先発を固定して戦うリスクも訴えている。
特に「W杯制覇」を公言している本田とすれば、先を見据えた戦いも必要という見解だ。

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