地震、雪害、原発事故…同時発生に対応できるか 柏崎刈羽再稼働巡り地元で思惑と不安交錯
https://www.sankei.com/article/20240411-NZCEXTAYEFLBRN4QBTITF47SIA/
2024/4/11

事実上の運転禁止命令が解除された東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)を巡り、政府や東電が再稼働に向けた動きを加速させる中、県内の自治体間で温度差が鮮明になっている。
原発が立地し、交付金が入る自治体は早期の再稼働を求めるが、それ以外の多くの自治体は能登半島地震で原子力災害への不安が高まったとして慎重な対応を求めている。双方の現場をリポートする。

・原発事故時の屋内退避は現実的か?

・非常時は実動部隊含め救出活動

・立地自治体は早期再稼働の請願採択

原発で大きな経済的恩恵を受けている自治体がある一方、原子力災害リスクを負わされ、対応に苦慮する自治体もある。
同原発の再稼働問題は一筋縄ではいかない。