口永良部島で火山性地震が増加 02月25日 19時13分 鹿児島 NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210225/5050013751.html

口永良部島では今月21日以降火山性地震が多い状態で経過していて、気象庁は今後の活動の推移に注意するよう呼びかけています。

口永良部島では、新岳火口付近の浅い場所が震源とみられる火山性地震が今月21日から増加しています。

地震の回数は、▽今月19日と20日が5回以下だったのに対し、▽今月21日が19回、▽今月22日が15回、▽23日と▽24日がそれぞれ24回、
▽25日が午後3時までに23回となっています。

一方、火山性微動は観測されておらず、地殻変動のデータに特段の変化はみられていないということです。

気象庁は、噴火警戒レベル2を継続し、▽新岳火口からおおむね1キロの範囲では大きな噴石や火砕流に、
▽火口から西側おおむね2キロの範囲では火砕流に警戒するよう呼びかけています。