[寄稿]致命的物質取り除いても許容値の最大2万倍…汚染水海洋放出は国際法違反
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/37365.html

この30年間、原子力発電所の廃棄物と国際環境紛争を扱ってきた専門家の立場からして、
福島原発の汚染水を海洋放出しようとする日本政府の動きは、
国連海洋法条約(UNCLOS)などの関連国際法の規定とその義務に違反するものだ。
放射性汚染水を海洋放出した際、東海(日本海)に及ぼす影響を考慮し、
韓国政府は直ちに国際法的対応を進めなければならない。
汚染水の中の放射性核種(原子核あるいは原子の種類)は、海洋生物と人にとって致命的だ。
グリーンピースが2019年1月に発表した報告書によると、
日本政府が「処理」したと主張する約120万トンの汚染水には、
依然としてストロンチウム90など人体に遺伝子的変異とがんを誘発する物質が許容値基準で少なくとも100〜2万倍以上含まれている。
東京電力が汚染水浄化のために導入した多核種除去設備(ALPS)で処理した水で測定した数値だ。

そもそも日本政府が日本人の健康など知ったことかと考えているということは
コロナの対応を見ても明らか。