口永良部島 連続噴火停止[02/05 16:26] MBC NEWS
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3日、火砕流を伴う噴火をした屋久島町の口永良部島で、4日から続いていた連続噴火が停止しました。

口永良部島の新岳では、3日午前5時半過ぎに噴煙が火口から7000メートルの高さまで上がる噴火が発生し、火砕流が南西側に1.5キロ程度
流れ下りました。

その後、ごく小規模な噴火が4日午前8時ごろまで継続し、いったん停止しましたが、1時間40分後の午前9時40分に再び噴火が起き、
連続噴火が継続していました。

噴煙の高さは火口から最大で100メートルほどでしたが、5日午前6時半、連続噴火が停止しました。気象庁によりますと火山性地震は、
3日が70回、4日は7回、5日は午後3時までに3回発生しています。

地下のマグマの動きを示すとされる火山性微動は3日、2回観測されましたが、4日と5日は0回です。

現在のところ山体の膨張などの変化は見られないということです。

気象庁は、依然として新岳の火山活動が高まっているとして、噴火警戒レベル3の入山規制を継続し、火口からおおむね2キロの範囲で、
大きな噴石や火砕流に警戒を呼びかけています。