【新聞に喝!】東電旧経営陣判決の報道に大人と子供の「差」が見えた 作家・ジャーナリスト、門田隆将(産経ニュース)
https://www.sankei.com/column/news/191006/clm1910060004-n1.html
>朝日は一貫して東電幹部が〈長期評価に基づく15・7メートルの津波予測の報告を受けるも、対策の先送りを指示〉と主張。だが事実は異なる。
>推本の長期評価は、福島県沖の今後の地震について〈発生間隔は400年以上〉で〈今後30年以内で7%程度以下〉とし、東電に対策を促すようなものではない。
>また首相をトップとする中央防災会議も(中略)波源のない福島沖を津波対策の検討対象から〈除外する〉ことを決めていた。
>さらに15・7メートルの試算も、実際は(中略)“架空のもの”にすぎなかった。朝日はこれらに触れずに読者を「誘導」したのである。

「東電に対策を促すようなものではない」との「主張」ですが、刑事裁判では「そんなことでいいのかどうか」が争われませんでしたかお?
それとも「KATSUMATA被告人が『そんなことはない、断言できる』と言っているのだから、東電は対策しないに決まっている」という意味ですかお?
「15.7mの試算」がそれほど根拠のないものだと言うなら、なぜ東電はその“架空のもの”を後生大事に隠し持っていたんですかお?
「想定津波高さはむしろ低くなる(キリッ」的な会社に頼んで、もっと「信頼」できる試算を出してもらえばよかったんじゃないですかお
( ^ω^)

東電免罪判決の問題点 「長期評価」の扱い一転(9月21日 しんぶん赤旗)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-09-21/2019092114_01_1.html
> 17年3月の前橋地裁は「長期評価」について「地震学者の見解を最大公約数的にまとめたもので、津波対策を実施するにあたり、考慮しなければならない合理的なものである」と認めました。
>同年10月の福島地裁では「専門的研究者の間で正当な見解であると是認された見解で、その信頼性を疑うべき事情は存在しない」と判断しています。

福島原発告訴団|刑事裁判傍聴記:第8回公判(添田孝史)
「2年4か月、何も対策は進まなかった」('18.4.25)
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/2018/04/blog-post_25.html
>この日の証人は酒井俊朗氏。(中略)ずっと原発の津波や活断層評価の仕事に携わってきた。
(中略)
>酒井氏は、15.7mの想定を避けられないと考えた理由として、今村文彦・東北大教授の意向を挙げた。今村教授は、原子力安全・保安院で、古い原発の安全性を確かめる耐震バックチェックの審査に加わっていた。
(中略)
> 2008年2月、今村教授に高尾氏が面談し、その際に今村教授は「福島県沖海溝沿いで大地震が発生することは否定できないので、波源として考慮すべきである」と指摘していた。
>酒井氏は「この話を聞くまでは、社内の意思決定結果に基づいて、それで津波対応に臨めばいいと考えていた。しかし、審査する人が入れろといってるんだから、入れざるを得ない。審判が言っているのだから、絶対だ。入れなきゃ(審査に)通らない」と述べた。

「津波が小さくならないか」東電が再計算を依頼('18.3.1 YOMIURI ONLINE:リンク切れ)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000303/20180301-OYT1T50048.html
>事故の約3年前、同原発に巨大津波が襲来する可能性があるとの試算をまとめた東電子会社「東電設計」の社員が証言した。
(中略)
>証人出廷した社員の証言によると、東電側との協議に基づき、1896年の「明治三陸地震」級の地震が福島県沖で起きたとの想定で試算し、同原発に15・7メートルの津波が襲来する可能性があるとの結果が出た。
(中略)
>社員は計算条件の見直しを断ったという。

映画「フクシマ50」追加キャスト 緒形直人さんや火野正平さんら(9月10日 福島民友)
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20190910-413383.php
>作家門田隆将さんの「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫)が原作。
(中略)
>配給は松竹、KADOKAWA。