アメリカ政府は、横浜港に停泊しているクルーズ船、
「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っているアメリカ人のうちの希望者を帰国させる方針で、
日本時間の16日夜にも、チャーター機2機が羽田空港に到着する見通しです。

防衛省によりますと、クルーズ船にはおよそ380人のアメリカ国籍の人が乗っていて、
船を下りた乗客らを自衛隊がバスで羽田空港まで輸送するということです。

アメリカ政府は乗客らが帰国したあとも、検疫のため14日間、隔離する予定です。
ABCテレビなどアメリカのメディアは、
連日、クルーズ船で感染が相次いで確認されている状況を現地からの中継も交えて詳しく伝えていて、
アメリカ国内では、早期に帰国できるよう政府に対応を求める声が上がっていました。