火山活動、無人機で把握 秋田駒ヶ岳で撮影試験 2019年12月15日日曜日 河北新報
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191215_43015.html

岩手県と秋田県にまたがる活火山、秋田駒ケ岳の噴火に備え、東北地方整備局湯沢河川国道事務所(湯沢市)が山頂周辺を無人飛行機で
撮影する試験に取り組んでいる。地形変化や火山灰の降下状況を把握し、住民避難に役立てる。
 
無人飛行機はカーボン製で全長3.2メートル、重さ40キロ。エンジン付きの固定翼機で最大約450キロ(4時間半)、事前に設定されたルートを
衛星通信を利用して自律飛行する。
 
11月から計3回行われた試験では、頂上から3.4キロ離れた仙北市のたざわ湖スキー場駐車場から離陸した。いずれも機器の不具合のため
目視による無線操縦に切り替えられた。
 
2011年の霧島連山・新燃岳(宮崎、鹿児島県)などの噴火でも調査に無人飛行機が使われた。湯沢河川国道事務所の野口暁浩調査1課長は
「不具合の要因を分析し、改善策の検討を進める」と話す。
 
秋田駒ケ岳は1890年と1932、70年に噴火している。


ドローンじゃないのか