スマトラ島シナブン山が大爆発!噴煙7000m超 インドネシア(動画) 2019年10月18日 14時36分 @ハザードラボ
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今年6月9日の大爆発のようす(Berastagi Nachelle Homestay)

インドネシア国家防災庁(BNPB)によると18日、スマトラ島北部のシナブン山で爆発的噴火が発生し、噴煙が上空7000メートル以上に達した。

活火山が多いインドネシアのなかでも、最も活動が激しいシナブン山は標高2460メートル。昨年2月には観測史上最大規模の爆発を起こしているが、
今年6月9日の噴火を最後に、火山活動は比較的落ち着いていた。

BNPBによると、18日午前に発生した爆発では、大音響の轟音が響き渡り、火口から南東3.5キロと南側3キロに向かって高温の火山物質が高速で
流れ落ち、火砕流に伴って熱雲が発生したと報告している。

この噴火による死傷者の報告はないが、噴火警戒レベルは4段階中の「3」を維持するとともに、立入禁止範囲をこれまでの半径3キロから、
南東5キロ、北東4キロに拡大することが決められた。

インドネシアでは現在、ハルマヘラ島のドゥコノ山、ジャワ島中部のメラピ山のほか、ジャワ島とスマトラ島にはさまれたスンダ海峡の
アナック・クラカタウ島が活発な噴火活動を続けている。(下記の動画は17日に発生したアナック・クラカタウ島の噴火)


怪獣の様な噴煙