>1か月以上沈黙の池江璃花子 専門家が語る厳しい治療 4/19(金) NEWS ポストセブン
>《東京オリンピックまで499日 1日遅れちゃった まだまだ諦めないぞー!!》。池江選手(18)が投稿したのは3月13日。
>前向きな姿勢に多くのファンが心を打たれたが、以降、1か月以上にわたって更新がない状態が続いている(4月17日現在)。
>日本水泳界のエースとして東京五輪では金メダル獲得が期待されている池江選手が、白血病であることを告白したのは2月12日。
>入院後もSNSは更新していただけに、長引く“沈黙期間”を心配する声は日に日に高まっている。血液の専門医はこう話す。

>「池江さんは白血病の種類を公表していません。ただ、現在の状況から『急性リンパ性白血病』だと推定できます。
>なぜなら慢性の場合は池江さんほど長期間入院することはありませんし、若い年代は、骨髄性よりもリンパ性にかかるリスクが高い。
>仮に急性リンパ性だったとして、その治療は、まずは5〜6種類の抗がん剤を五月雨式に注射する『寛解導入療法』が行われます。
>1か月ほどかけて、血液検査や骨髄検査で白血病の細胞が見つからなくなる寛解の状態に持っていく。白血病が発覚したタイミング
>から考えると、治療が順調に進んでいるのであれば、今頃は『地固め療法』と呼ばれる段階に進んでいると思われます」

>寛解に持っていけたとしても完治ではない。現在の医学では、白血球中に含まれるすべての白血病細胞を見つけるのは不可能、
>寛解後も、引き続き抗がん剤を使いながら検査を繰り返す必要がある。この状態が『地固め療法』で、さらに順調に進めば、
>退院と入院を繰り返しながらの抗がん剤治療に移る。3週間入院、1週間は退院してリフレッシュというサイクルを繰り返す。
>「いずれにしても抗がん剤を投与され続けている状況。抗がん剤の副作用は激しい吐き気に襲われ、髪の毛が抜けていきます。
>入院が長引けば筋力も落ち、体の線は細く。トレーニングの成果がすべて奪われる感覚に、精神的に追い込まれてしまう場合も」