「被ばく医療」の専門家を育成 薩摩川内市に教育拠点 (動画有り) 04/10 19:36 MBC NEWS
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019041000035365&;ap=

原発事故の際に活動する「被ばく医療」の専門家を育てようと、長崎大学などが鹿児島県の薩摩川内市に新たな教育拠点を開設しました。

2011年の福島第1原発事故では、被ばくした人への対応など専門的な知識を持った人材が不足したことから、長崎大学と福島県立医科大学が共同で
「被ばく医療」を専門とした大学院を2016年度に設置しました。

大学院では、人材育成の場をさらに広げようと、川内原発のある薩摩川内市の鹿児島純心女子大学に大学院のサテライトキャンパスを新たに設置しました。
9日夜、初めての講義が行われ、純心女子大学看護学科の助手・福岡真理さんが、講師のいる福島県立医科大学と長崎大学を結んだテレビ会議システムを
使って受講しました。

(大学院の教員 長崎大学・高村昇教授医学博士)「薩摩川内市は実際に原発が再稼働し、いかに『守り』の学問を身に着けるかが課題。
いろんな方に学ぶ機会を提供したい」

大学院では、7月にサテライトキャンパスの2期生を募集することにしています。