口永良部島 3年4か月ぶりの噴火から1か月 動画有り() 11/21 19:46 MBC NEWS
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口永良部島の新岳で3年4か月ぶりに噴火が発生してから21日で1か月です。ごく小規模な噴火は継続していて、火山活動は高まった状態が続いています。

先月21日、3年4か月ぶりに噴火した口永良部島の新岳では、先月25日に発生した噴火が21日も継続しています。1日で観測された火山性地震は19日、
この1か月間で最多の125回が観測されました。火山性地震が100回を超えたのは、爆発的噴火が発生した2015年5月29日の289回以来です。

(福岡管区気象台・口永良部島火山防災連絡事務所 用貝敏郎所長)「新たなマグマが下から上がってくる地震と違って、噴火に伴って地震が多くなっている。

新たなマグマがどんどん供給されているという状況ではない、という認識を持っている。

これまで口永良部島の噴火は、大きな噴火が起きてしばらく何もない状況だったが、この1か月はごく小規模な噴火が継続的に起きている。

我々がこれまでに経験したことのない状況という意味でも、注意・警戒を引き続きしていく必要がある」

口永良部島では21日も火山灰が降り、車に灰が積もっていました。気象台は噴火警戒レベル3の「入山規制」を維持し、火口からおおむね2キロの
範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。