原発推進派の産経にしては厳しい記事

日本原燃が六ケ所村「再処理工場」を公開 
ずさん点検、完成延期…核燃サイクルの未来は?
https://www.sankei.com/premium/news/180612/prm1806120007-n1.html

日本原燃は6月8日、青森県六ケ所村で、使用済み核燃料再処理工場などの施設を報道陣に公開した。
再利用可能なウランやプルトニウムを取り出す再処理工場は、国の核燃料サイクル政策の中心となる施設。原子力規制委員会の審査が大詰めを迎えているが、
これまで24回もの完成延期を繰り返し、昨年には周辺施設を含めて長年点検がおろそかにされてきた実態が発覚するなど、トラブルも続いている。

「雨水侵入」現場も

鬼門のガラス固化

見通せない未来

再処理工場の現時点での完成予定は33年上半期となっている。
ただ、将来の視界はあまり開けていない。
核燃料サイクルの中心施設に位置づけられてきたが、サイクルで重要な役割を果たすはずだった高速増殖炉は、原型炉「もんじゅ」(福井県)の廃炉が決定し、実現への道は絶たれた。