シリア攻撃、米国防総省「精密、圧倒的、効果的だった」
4/15(日) 8:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180415-00000018-jnn-int

アメリカ国防総省は14日、イギリス、フランスとともに行ったシリアに対する攻撃について「精密、圧倒的、効果的だった」との認識を示し、
トランプ大統領も「完璧に遂行された。任務完了だ」と強調しました。

 国防総省の発表によると、シリアへの攻撃には北アラビア湾や紅海、東地中海に展開したミサイル駆逐艦の「ヒギンス」や「ラブーン」、
ミサイル巡洋艦「モンテレー」、原子力潜水艦「ジョン・ウォーナー」に加えて、B1B戦略爆撃機やイギリスとフランスの戦闘機も参加しました。
そして、シリア国内にある研究施設や化学兵器の貯蔵施設、貯蔵庫の3か所を標的に巡航ミサイル「トマホーク」や「ストームシャドー」など、合わせて105発のミサイルを撃ち込んだということです。

 国防総省の高官は、攻撃は「精密、圧倒的、効果的だった」と強調し、シリア側がおよそ40発の地対空ミサイルで応戦したものの効果はなかったとしています。また、
今のところ「民間人の巻き添えは確認されていない」としたうえで、
「シリアが二度と化学兵器を使用できないように著しく能力を低下させたと確信している」と成果を強調しました。

 一方、トランプ大統領はツイッターに「攻撃は完璧に遂行された。フランスとイギリスの英知と軍事力に感謝したい。これ以上に良い結果はない。任務完了!」と書き込みました。(15日03:20)