霧島連山 硫黄山 噴火続く 噴石・火砕流に警戒 (動画有り) 4月20日 4時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180420/k10011411011000.html

19日、噴火が発生した鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山のえびの高原の硫黄山では20日も噴火が続いています。

気象庁は「入山規制」を示す噴火警戒レベル3を継続して、硫黄山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。


気象庁によりますと、19日午後、霧島連山の硫黄山で噴火が発生し、気象庁は、硫黄山周辺の噴火警戒レベルをレベル2から「入山規制」を示すレベル3に引
き上げました。硫黄山で噴火が確認されたのは、250年前の1768年以来だということです。

噴火は20日も続いていて、噴煙は火口からおよそ100メートルの高さまで上がっています。

また、19日の噴火の前後から地下の熱水やガスの動きなどを示すと考えられる「火山性微動」が確認され、その後も振幅の大きな状態が続いているということです。

気象庁は硫黄山からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけていて、地元の自治体もこの範囲の立ち入りを
規制しています。

また、風下側を中心に火山灰や小さな噴石がより遠くまで飛ぶおそれがあるとして注意を呼びかけています。