硫黄山噴火 宮崎県「全員避難完了」 4月19日 18時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180419/k10011410361000.html

宮崎県は硫黄山が噴火した当時、えびの高原にいたと見られる人は午後5時20分までに全員、避難を終えたと見られるとしています。

えびの高原の自主防災組織によりますと、硫黄山の噴火を受けて立ち入りが規制されたおおむね半径2キロの範囲には、
観光や宿泊など合わせて7つの施設があります。

宮崎県によりますと、このうち宿泊施設の「えびの高原荘」には噴火当時、宿泊客15人と従業員12人がいましたが、
施設のバスなどを使って避難を終えたということです。

また、環境省の登山者向け施設「えびのエコミュージアムセンター」には噴火当時、観光客の車2台が駐車していましたが、
その後、施設を離れていて、従業員2人も避難を終えたということです。

また、上空からヘリコプターで調べた結果、周辺の山で登山者の姿は確認されなかったということです。

地元の宮崎県えびの市などが午後5時20分までに確認したところ、周辺には登山者のものと見られる車などはないということで、
宮崎県は「噴火が起きた当時、えびの高原にいた人は全員、避難を終えたと見られる」としています。