精神的な健康状態の調査結果 (動画有り)02月15日 20時27分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180215/6050000123.html

東京電力福島第一原発が立地し、原発事故で広い範囲が被災した双葉郡の住民を対象に福島大学などが行った大規模な調査で、半数以上が、
精神的な健康状態が低く、うつ病に近い状況にあることが明らかになり、専門家は「被災者ひとりひとりへの多角的な支援が必要だ」と指摘しています。

この調査は、福島大学や立命館大学などの研究グループが、東京電力福島第一原発が立地し、原発事故で広い範囲が被災した、双葉郡のうち、
協力が得られなかった広野町を除く双葉郡の7町村の2万6千余りの全世帯を対象に去年実施し、1万世帯余りから回答を得ました。



調査を行った立命館大学の丹波史紀准教授は「原子力災害が長期にわたって被害をもたらしていることを裏付けている」