<福島県産米検査>農家・流通から賛否両論 2018年01月19日金曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180119_63015.html

東京電力福島第1原発事故後に続ける福島県産米の放射性物質濃度の全量全袋検査について、福島県は18日、段階的に縮小する方向性を示した。
「理解できる」「すぐにやめるべきだ」「続けてほしい」。生産者や消費者からは賛否両論の声が上がった。


<福島県産米検査>20年産から抽出移行も 全量全袋見直しへ 2018年01月19日金曜日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180119_61021.html

東京電力福島第1原発事故後に実施している福島県産米の放射性物質濃度検査について、県は18日、全量全袋を対象にした現行方式を早ければ
2020年産米から見直す方針を示した。旧避難区域など一部を除いて抽出方式に移行する。年度内に移行時期を決める。
 
年間約1000万点に上る全袋検査で15年産以降、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える例がなく、抽出方式で県産米の安全性を
担保できるなどと判断した。12年産から年間約60億円をかけて続けてきた検査の大きな転換となる。
 
県は福島市で開いた関係団体による検討会議で素案を提示。全袋検査の今後の継続期間として「3年間」を目安に、
基準値の2分の1(50ベクレル)を超える例が全くなければ抽出検査に移る。17年産を3年間に含める場合、最短で20年産から、含めない場合、
21年産からとなる。