新燃岳、爆発的噴火続く=噴煙高さ3000メートル 2018/03/07-17:53 時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030701003&;g=soc

気象庁は7日夕、宮崎・鹿児島両県境にある霧島連山・新燃岳で6日午後から7日午後にかけ、爆発的噴火が29回起きたと発表した。

7日午前6時15分には噴煙が火口の縁から3000メートルまで上がり、1日午前に連続的噴火が始まってから最も高くなった。
 
噴煙の高さが3000メートルに達したのは2011年4月3日以来。6日の上空からの観測では、火口内の東側が新たな溶岩で覆われていた。

大きな噴石は火口の中心から最大700メートル先まで飛散した。
 
気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、火口から3キロ以内は大きな噴石、2キロ以内は火砕流に警戒するよう呼び掛けている。

火山灰は8日午前にかけ、北西から北の方向に降ると予想される。雨が降った場合は土石流にも注意が必要という。