鹿児島市地域防災計画 大量降灰対策など修正案まとまる (動画有り) 01/22 19:57 MBC NEWS
http://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2018012200027642

鹿児島市は今年3月に、地域防災計画に桜島の大規模噴火で市街地側に1メートルの灰が積もった場合を想定した大量降灰対策などを追加する方針です。

その計画の修正案が明らかになりました。

修正案は、22日に開かれた鹿児島市議会の特別委員会で示されました。

修正案は、地域防災計画の「火山災害対策編」の中に、鹿児島市街地で1メートルの灰が積もるケースを想定した「大量降灰対策」を追加するものです。

追加されるのは、鹿児島市街地側の住民避難や緊急車両の通行のため優先的に灰を除去する道路を選び出すといった応急・復旧対策などが盛り込まれて
います。

また、今回の計画の修正では、「長期避難計画」も追加されます。

噴火活動が長期化した場合に、桜島の全住民を数か月から年単位で避難させることを想定したもので、「長期避難支援センター」を設置して窓口を一本化して
健康相談や生活支援などにあたることにしています。

さらに、どの段階で一時帰宅などを検討するのかといった方針も盛り込まれます。

鹿児島市の地域防災計画は、3月下旬に予定されている防災会議を経て修正される見通しです。