国の責任認定 原発福島訴訟 「元の生活を」決意新た  東京新聞2017年10月16日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201710/CK2017101602000239.html

◆危険訴え40年・大内さん 「子孫のため闘う」

東京電力福島第一原発事故を巡り、福島地裁が十日の判決で国と東電の責任を認めた訴訟は今後、国側と原告側双方の控訴が予想される。

原告の一人で、四十年以上、原発に反対し続けてきた福島県相馬市の大内秀夫さん(81)は「国の責任が認められたのは第一歩だが、被災者救済の
ためにはまだ道半ば」と決意を新たにする。 (片山夏子)