JNN・毎日新聞共同調査、自民・公明が300超えも
10/16(月) 5:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20171016-00000007-jnn-pol

>22日投票の衆議院選挙についてJNNが毎日新聞との共同調査などに基いて中盤情勢を分析したところ、
自民・公明の与党が依然として300を超える議席をうかがっていることがわかりました。
 JNNでは13日から15日に毎日新聞と共同で行った電話調査に基づき、中盤の選挙情勢を分析しました。
 その結果、自民党は小選挙区で自民系無所属候補も含めると20の県で議席を独占する可能性が出ています。
比例代表でも3年前の総選挙と同様70議席近くを獲得する勢いで、小選挙区と合わせると単独過半数は確実な情勢で、
安定多数の261議席を大きく上回る可能性も出ています。
 公明党は小選挙区の候補者9人全員が安定した戦いをしていて、自民・公明の与党で300を超える議席をうかがっています。
 次に野党側ですが、希望の党は小選挙区で立候補した198人のうち安定しているのは10人足らずで、
小池代表のおひざ元、東京の小選挙区で議席が獲得できない可能性も出ていて、
比例と合わせても公示前の57議席の獲得が難しい情勢となっています。
 一方、同じ民進党出身者が多くを占める立憲民主党は東京の複数の小選挙区などで勢いがあり、
比例代表と合わせると、公示前の15議席を大きく上回る40台後半の議席獲得も視野に入っています。
 日本維新の会は大阪の小選挙区で自民党と激しく競っていて、公示前の勢力を維持できるか微妙な情勢となっています。
共産党は小選挙区で1議席の獲得が有力ですが、自民党の批判票の受け皿として新たな政党が誕生したこともあり、比例代表では苦戦しています。
社民党は小選挙区で1議席の獲得が有力となっていますが、日本のこころは議席獲得が難しい情勢です。
 ただ、今回の調査ではおよそ4割の人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。
 また、この調査とほぼ同じ時期の14日と15日にJNN世論調査を行いました。
安倍内閣の支持率は先月の調査結果より0.6ポイント上がって48.7%。不支持率は1.3ポイント下がり49.2%で、
支持と不支持が拮抗しています。
 各政党の支持率は、最も高かったのは自民党で32.8%。次に高かったのが立憲民主党の7.3%で、希望の党の5.2%を上回りました。(16日02:10)