非常に強い台風5号 進路変え あす以降 日本に向かう 気象庁

台風5号は発生からすでに10日が過ぎ、あす以降は、進路を北寄りに変えて日本に向かって進む見通しで、
小笠原諸島では海上はうねりを伴い、しけが続く見込みだとして、気象庁が注意を呼びかけている。

気象庁によると、5号は中心気圧が950ヘクトパスカルと非常に強い台風に発達した。

中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル、中心から半径150キロ以内には、25メートル以上の暴風が吹き荒れている。

31日現在は、小笠原近海を西に向かってゆっくりと進んでいるが、あす1日以降は、進路を変えて西日本を目指してゆっくり北上するおそれがある。

このため、小笠原諸島では今週の中ごろにかけて台風の影響を受けて海は大しけが続く見通し。

また、北日本と東日本では前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の降る日が多く、西日本でも雲が広がりやすくなる見込みだ。

最高気温・最低気温は、北日本と東日本では平年並みか平年より低いところが多く、西日本と沖縄・奄美地方では平年並みか平年より高くなる見通しで、熱中症には引き続き注意が必要だ。

【日時】2017年07月31日 09:48
【提供】ハザードラボ



立ち上がる大魔神 サバンカヤ山が大爆発 衛星からもハッキリ ペルー

南米ペルーのアンデス山脈に連なるサバンカヤ山が、相次いで噴火を繰り返しており、米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星が上空に立ち上る噴煙のようすをとらえるのに成功した。

ペルー南部のアンデス山脈に位置するサバンカヤ山は、2014年以来、毎年のように噴火している活火山。

ペルー国内の活火山を監視する火山観測所(INGEMMET)によると、サバンカヤ山は、今月中旬頃から噴火回数が次第に増加するようになり、
19日朝にはこれまででも最大規模に相当する爆発敵噴火が発生。

以来、1日に10回近く噴火が観測されるようになった。

この噴火に伴う噴煙の高さは5500〜1万1000メートル上空に達することもあり、
5976メートルの山頂火口から立ち上る噴煙は、高度705キロの宇宙空間を周回する地球観測衛星アクアからもはっきり見えるほど巨大だ。

サバンカヤ山は、ペルー第二の都市アレキーパ市から北西80キロに位置していて、市では現在、緊急事態宣言を発出している。

■国内の火山の現状見ついては、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

【日時】2017年07月31日 15:04
【提供】ハザードラボ