国産(ロシア産や米国産含め北太平洋で育つ)鮭の身の色、赤みが原発事故以前より薄れている
赤色の元であるアスタキサンチンは抗酸化力が強いらしい(ビタミンC,Eの1000倍とか?)
放射性物質で変化した環境に対して、抗酸化力として消費される結果として
赤みが薄れていると考えられる

ずわいがにの生育、稚ガニからの成長に 9〜10年 かかるらしい
事故後 7年半 の現在は、その時点に居た稚ガニが成長したものをとっているが
事故後生まれの稚ガニを取る時期、あと2〜3年経過したとき漁獲量が少なくなる見込みらしい
”原因不明”だが稚ガニが減っている、との報道だった

ちなみにえびやかにも、同じ理由で赤みが薄れている可能性もある
放射線の電離作用は周辺環境の電解質を増やす
この電解質の酸化効果を打ち消すために、抗酸化作用を持つ成分の消費量が
生態系を通じて増えている可能性もありそうだ

生態系のあらゆる段階で抗酸化作用を持つ成分の消費量が増えるのであれば
食物連鎖の上位にいる生物、野生動物や人間に大きな影響を与えるだろう

旬の食材として鮭やきのこを使ったレシピが紹介されている
ただ、レシピとしては素材の風味を活かす方向よりも
調味料等をうまく使って味をととのえるタイプが増えていないか?

関東では変形した柿の実が多く観察された、というニュース(TV報道はおそらくされていない)
柿の木は ビタミンC の生産能力が高く、環境中に電解質が増加した影響も
他の木と比較して対応する能力が高いことが考えられる

柿の木は ビタミンC の効果で現時点でも緑色の葉を維持できている一方で
放射線の影響を受けて変形した実がたくさんできてしまったのではないか、と考えられる