これ戦後の参議院だぜ
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/012/0790/01211080790010.pdf

>そうするとそのときに、いや今いませんとか言つて、家におるのでしようけれども、なかなか応じないのです。
>もうこれは再三再四県庁でも手古摺つてしまいまして、手錠でもはめてから捕まえて、強制的に入れればいいのですけれども、
>今のなんではそれはやりかねるのであります。多少知識階級であつて、議員さんにも話したり、村会でも威張つていたというようなことになつているのですから……。
>それから又この間その患者を見に行つたところが、もう顔面にたくさんの結節ができましてひどくなつておる、それでもなかなか、
>いや、私は自分で入ります、県庁がなんぼ言つて來たつて入りません、こう言うのでございます。
>そうすると県庁の知事の何とかいうもので伝染の危険のある患者に対してはこれを収容することができるというのですけれども、
>それがもうそういうようなちよつと知識階級になりますと、何とかかんとか言うて逃がれるのです。
>そういうようなものはもうどうしても収容しなければならんというふうの強制の、もう少し強い法律にして頂かんと駄目だと思います。