四月九日に小保方氏は記者会見の冒頭で、「私の不注意、不勉強、未熟さ故に(略)多数の不備が
生まれてしまったことを大変情けなく、申し訳なく思っております」と発言した。
神妙な面持ちで謝罪したことをテレビ画面で確認して、私はまずまずの好感を持ったものだ。
しかし、司会者に最初に当てられた須田氏の質問によって私は問題の本質に目を向けることができた。
一八一頁にそのやりとりが記されているが、あらためて文字で読むと、小保方氏の未熟さが深刻なレベルに
達していることがわかる。
実験条件の違いに無頓着で、元データをたどることもなく、他人にわかる記録も付けていなかったのだ。
未熟だというなら、新現象を発見する自らの能力にも疑問をもってしかるべきだったと思う。
仮にSTAP細胞が存在するとしても、未熟な自分にそれを見つける能力があったのか、と。



もうボッコボコだなw
だが、ここまで書ける緑慎也はまともなサイエンス・ジャーナリストだということだ