[虹の彼方へ・5]

櫻井は大人になるにつれ迷いを感じた 聡明な櫻井は
腰掛けと思っていた嵐を大卒アイドルとして本気で続ける心が決まるに従い
いきがっていた子供の頃の下半身の秘密を見ていた松本が同じ職場にいる事
学友が全員官公庁や一流企業に内定するような境遇の男として自分は大人になったのに
松本はいつまでもDQNな子供の頃と同じ態度で接してくる事
ゆるくて横並びの仲良しキャラとして嵐をやっていくにあたり
松本が上昇志向を丸出しにしてグループ内で序列を作り自分に依存してくる事がまずいと気づき出したのだ

ほどなく松本が「飼い犬が飼い主の手を噛むように」櫻井と嵐メンバーを見下し無視しはじめるとも知らず…