A でも、ニッカンとスポニチは最初、微妙に報道のトーンが違っていたよ。
第一報でも、ニッカンは「SMAP解散」の見出しで「木村残留、他の4人は出て行く」「もう結論は出ている」と言い切っていたが、
スポニチは「分裂危機」が見出しで「今後は話し合い次第で全員が残る可能性もわずかにある」とした。
その後も一貫して、ニッカンは復帰はありえない、スポニチは復帰の可能性あり、の姿勢だった。

C そんなところから、ニッカンはジャニーズが情報源で、スポニチがバーニングとケイダッシュがネタ元だったんじゃないか、などという観測も流れていたけど。

A ニッカンがジャニーズの情報で記事を書いていたのは間違いない。
広報を仕切る白波瀬傑氏はむしろ、関係の深いニッカンに情報を集約させ、全体をコントロールしようとしていた気配がある。
関係する芸能記者やレポーターにも「何かあったら『日刊スポーツ』を使え」という通達まであったというし、
全国紙の記者が知り合いのジャニーズ幹部に取材を申し込んだところ、
「日刊スポーツがうちの公式見解ですから、それを読んで下さい」と言われた、なんて話も聞いた。