米FBI、バイデン氏息子のパソコンを入手 ウクライナ疑惑関連のメールも
2020年10月16日 13時40分
https://www.epochtimes.jp/p/2020/10/63509.html
ニューヨーク・ポストが10月14日に公開した文書によると、連邦捜査局(FBI)は大統領候補ジョー・バイデン氏
の息子、ハンター・バイデン氏に宛てた電子メールや写真が入ったノートパソコンとハードディスクを入手した。

パソコン修理店に持ち込まれたハンター・バイデン氏のパソコン

デラウェア地区地方裁判所から提出されたとされる、2019年12月9日付けの召喚状は、米アップル社のMacBook Proと外付
けハードディスクに関するものだった。
この召喚状はデラウェア州のある電気店のオーナーに対して発行された。問題のパソコンは2019年4月に同電気店に修理に出
された。店のオーナー、ジョン・ポール・マック・アイザック(John Paul Mac Isaac)氏がニューヨーク・ポストに語ったとされている。

このパソコンの請求書にはハンター・バイデン氏の名前が書かれており、パソコンにはハンター・バイデン氏の亡き弟にちなんで名付
けられた「ボー・バイデン財団」のシールが貼られていた。パソコンの差出人は、浸水したパソコンのデータを復元して欲しいと依頼
した。データの復元は成功したが、差出人は90日たっても引き取りに来ることはなく、連絡も取れなかった。そのためマック・アイザック
氏はパソコンの中身を確認した。中身の重要性に気づいた彼はFBIに通報した後、パソコンとハードディスクが押収されたという。

押収される前、彼はハードディスクの中身をコピーし、バックアップを保管しており、今年8月にジュリアーニ氏の弁護士、ロバート・
コステロ(Robert Costello)氏に渡した。

ニューヨーク・ポストは、ドナルド・トランプ大統領の個人弁護士、ルーディ・ジュリアーニ氏からハードディスクのコピーを入手したと報じている。