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葉氏は「経済犯罪」の容疑で中国政府の捜査を受けて拘禁された後、2018年初頭から行方不明となっている。中国の財新メディアによると、
華信は2019年3月から国有企業に所有され、今年初めに破産を申請したという。

2017年8月2日にハンターが香港の金融業者、董功文氏に送った別のメールでは、ハンター氏は以前華信と3年間の契約を結び、年間1000万
ドルを「紹介費」として受け取っていたことが明らかになった。

最近の上院報告書によると、董氏は葉氏のビジネスパートナーであり、葉氏の会社の取引を担当していたという。
しかしその後、葉氏はさらに利益の高い取引を持ちかけ、「ハドソン・ウエスト(Hudson West)」という持ち株会社の50%をハンターにあげ、葉氏が
残りの半分を所有することになったと、メールには記されている。
「コンサル料は私たちの収入源の1つですが、会長のこの提案が私と私の家族にとって非常に興味深いのは、合併事業の投資の持ち分と利益の
パートナーにもなるからです」とハンターは記している。

ニューヨーク・ポストが入手した、2017年8月1日の手書きの組織図の写真には、ハドソン・ウエストの所有権の概要が示されている。それによると、
同社は半分ずつ2つの事業体に所有されており、2つの事業体はそれぞれハンターと「会長」という人物によって所有されている。

上院報告書はまた、ハンター・バイデン氏の法律事務所であるオワスコPC(Owasco PC)が、ハドソンウエストIII(Hudson West III)という会社の
2つの所有者のうちの1つであったことを示していたが、ハドソンウエストIIIはその後解散した。

同報告書によると、ハンターと董氏は2017年9月、ハドソンウエストIII の名義で銀行でクレジット・ライン(信用供与口座)を開設した。この口座
で発行されたクレジットカードは、ハンター、叔父のジェイムズ・バイデン、ジェイムズの妻サラ・バイデンが利用できるようになっていた。彼らは「航空券、
アップルストア、薬局、ホテル、レストランなどで複数の高額商品」10万ドル以上を購入したという。