3S政策とパナマ文書とアビガン

けさ21日、1通のメッセージが携帯に届いた。財務省近畿財務局の上席国有財産管理官だった
赤木俊夫さんの妻、昌子さん(仮名)からだ。俊夫さんは、森友事件で公文書の改ざんを
上司に強要され、心を病んで自ら命を絶った。昌子さんは18日、真相解明を求めて
佐川宣寿元財務省理財局長と国を相手取り裁判を起こした。同日発売の週刊文春は俊夫さんがのこした
「手記」を初めて明らかにした。“魂の叫び”と言えるその手記には、これまで知られていなかった改ざん
の経緯が生々しく綴られていた。