>>825 生きてるうちに真空パックされただけでイキがいいだけ死んでるよ

>>シジミやアサリなどの貝は、貝柱によって2枚の貝を引き寄せています。
その口を開けるのは、貝のつなぎ目にある靭帯(じんたい=ちょうつがい)の役割です。
つまり、貝が捕食や移動のために自ら口を開ける時は、貝柱の力を弱め
靭帯を引き締めるということをします。
貝柱は通常、コラーゲンなどのたんぱく質によって貝の内側に張り付いていて、加熱するとコラーゲンの接着力が弱くなり、貝柱が貝殻の内側からはがれやすくなります。
さらに、加熱によって貝柱が急速に縮むため、貝柱は貝殻にくっついていられなくなり、ついにははがれてしまい、閉じる力がなくなったために、靭帯の働きで口が開きます。
真空パックや冷凍にすることで「死んでいるはずのシジミ」を加熱すると開くのは、この靭帯の細胞の状態が「まだ生きている時の状態」からです。
貝が生きていて活性化しているうちに冷凍したり真空パックにすると、靭帯の状態はより長持ちします。