ジョン・ロックフェラー(スタンダード・オイルの創立者)
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ジョン・ディヴィソン・ロックフェラー・ジュニア(John Davison Rockefeller, Jr. 1874年1月29日 - 1960年5月11日)
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デイヴィッド・ロックフェラー(David Rockefeller、1915年6月12日 - 2017年3月20日[1])

       ●    
       ((  
     /⌒\    
      (    ,)   デービッド・ロックフェラーはアメリカの石油の90%を占めていた
      |     |   スタンダード石油の三代目です。
      |     |    石油で大儲けした人達です。
      |     |    第2次世界大戦のとき、アメリカだけでなく
     (, ・∀・) < パナマ経由でこっそり日本にも石油を売りつけて大儲けしています。
    /~ ヽy/~\  ||  
    / )=∞ =/__フっ 
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   ⊂ニニニニニ⊃| 


「お前は天皇に言え。いいか。海軍は二年しか石油がない、戦争をすれば一年半持てばいいけど、
まあ一年で終わる。陸軍は石油を一年分しか持ってない。この状態で戦争が出来るわけはない」と嘆いて木戸の許を去ります。
木戸日記に書いてあります「俺もそう思う。戦争すれば負けるワイ」。これは木戸日記にはっきり書いてあります。
ところが実際は戦争は4年も5年も続いたじゃないですか。石油のない時代は、
最後の一年間くらいは石油が尽きたけど、石油はあったんですよある程度。
みなさんもご存知のように、ガダルカナルや何とかでいっぱい負けますけど、やっぱりあれは石油があったんですよ。
なぜ石油があったか考えてみたことありますか。これはですね、戦争の時にアメリカが「日本には石油は売らない」。
ところが「パナマ国籍の船ならば油を積んでいって日本に売っても、これは自分たちは攻撃できない」という理屈で、
日本に石油を間接的に売るわけです。本当なんです。三菱が作った『昭和通商』という会社がそれを引き受ける。
『昭和通商』と三菱は同じです。それではマズイというので『日本水産』(注 白洲次郎は取締役)という会社が代行するわけです。


◎鬼塚英昭『日本のいちばん醜い日』より該当箇所抜粋。