この事実から「日本は朝鮮人を差別した」だの「日本は朝鮮人を弾圧した」だのというのが嘘であることが分かります。日本は日本人も朝鮮系日本人も全く
区別することなく才能と努力次第で平等に機会を与えたということが証明されているわけです。
また「日本人名を強制した」というのが嘘であることも分かります。孫基禎選手と南昇竜選手が強制された日本人名はなんなのか。誰も答えられません。
そんなものを強制されたという事実がないからです。創氏改名とは、氏を持たなかった李氏朝鮮の被差別民に氏を持たせたことで、
希望者には日本風の通名を名乗るのを認めたといったことなのです。つまり創氏は明治政府の平民苗字必称義務令と同じことで、改名とは現代の日本人が在日朝鮮人に許していることと同じです。

さて、孫基禎選手と南昇竜選手は戦後韓国に帰国したわけですが、在日朝鮮人の方々はどうしてそうしなかったのか。帰る場所が無かったからです。
1923年の関東大震災の時に私設自警団によるリンチ事件などが多発して在日朝鮮人などに被害が出ました。そんな目にあっても彼らは朝鮮半島に戻ろうとはしなかったのです。
またそのようなリンチ事件が起きても朝鮮半島では、抗議運動は起こりませんでした。要は朝鮮半島民衆はかようなリンチ事件を朝鮮民族に対する人種差別だとは全く考えなかったということなのです。
つまり在日朝鮮人は朝鮮半島の同胞から、同胞だとはみなされていなかったのです。自業自得だろといわんばかりに、至って冷ややかに受け止められていたのです。
それが戦後も彼らが帰国しなかった理由です。