ETです!2014年頃に消失してしまった哲学之道の最重要コンテンツ
”哲学RPG”の生存を確認しました。
完全に諦めていたので復活していたのを見てこれは奇跡だと思いました。
これは哲学之道の中でも学びを修めてきた上級者向けの内容なので
難しい内容ですが、珠玉のコンテンツです。
本物の天才が作った内容なので学を修めていないとさっぱりですが
知っていて損はないです。
http://niceschool.webcrow.jp/rpg/rpg.htm

第零話 導者と読者
…… 物語を生きる と 物語を活かす

この世界は、悲惨なほど、伏線に縛られている。
全ての現象に、意味があり、偶然の物は何もない。
前に為した事を繰り返し、他に為した事が跳ね返る。

その世界に、二つの次元から、関わる者がいる。
ひとつは、伏線に捕われている、世界の中の人物。
ふたつには、伏線に囚われてない、世界の外の人物。

彼らは、相互に働きながら、世界を導いていく。
協力して、彼らが進める限り、世界は続いていく。
しかし、後者までが縛られると、物語は終りになる。

というのも、否定するほど、空虚なものになり、
無意識の内に、息吹きを、与えられなくなるから。
裏を返せば、読めなくなる処が、囚われている所と。

表に囚われないために、裏も見せることにする。
ひとつは、概念を整理する、光を司る世界であり、
ふたつには、比喩を実感する、型を司る世界である。

欲を司る世界に躓いたら、裏を良く見ることだ。
表と裏が平等に見えるほど、囚われが落ちていく。
見とめられると、究極の真実を、認められるだろう。

最後の章で説いている、最高の秘密を解いてほしい。